薬剤師の在宅訪問ご存知ですか?

薬剤師が行う在宅医療とは?
 薬剤師は薬の専門家として、在宅で療養を行っている患者さんであって通院が困難な方に対し、医師の指示に基づき患者さんのお宅を訪問して、お薬の正しい飲み方の説明や副作用・相互作用の確認、保管方法の説明などを行います。

こんなことでお困りではないですか?
  1. 身体が不自由で薬局に行けない・・・自宅まで届けてほしい。
  2. 複数の病院からの薬がゴチャゴチャに! 整理できない・・・。 
  3. 複数の種類を同時に飲んで大丈夫? 飲み方・飲み合わせがわからない・・・。 
  4. 最近薬が飲みにくくなってきた・・・。 


薬剤師はどのようなことをしてくれるの?
「飲みにくい」薬を他の薬への変更検討
  • 錠剤が飲み込めなくなってきた患者さんに、医師に相談して口の中で溶ける崩壊錠(OD錠)に変更した。
  •  嚥下困難な患者さんに、ゼリー食と一緒にすることで服用できるようになった。 

薬の「副作用」や「飲み合わせ」の確認
  • ご自宅にて体調(食事・排泄・睡眠・運動・認知等)を把握し、お薬の効果や影響を確認し、生活の質の向上に努める。
  • 検査数値がなかなか良くならない患者さんのご自宅を訪問した際に、常用していた健康食品が原因の一つであったことを発見した。

「飲み忘れ」が多い場合の対処
  • 服薬状況が悪ければ、改善策を患者さん並びにご家族と検討し、一包化服薬カレンダーを利用することにより飲み忘れが改善された。
  • 薬剤師がご自宅にて残薬状況を確認し、余っているお薬を医師と連携をし、余分にお薬が処方されないよう管理することにより、患者さんの負担軽減に役立った。

薬剤師は、地域の医療・介護の専門家と チームを組んで在宅訪問に取り組んでいます。

料金はどれくらいかかるの?
■訪問薬剤指導1回の料金
介護保険認定を受けている方
(居宅療養管理指導費)
介護保険認定を受けていない方(健康保険)
(在宅患者訪問薬剤管理料)
503円 1) 650円 1)(1割負担の場合)
352円 2) 300円 2)(1割負担の場合
1)同一建物居住者以外の場合:一戸建ての住宅に居住している場合やマンションなど集合住宅に居住の場合。グループホームなどで、担当薬剤師がほかの利用者さんを訪問しない場合。 

2)同一建物居住者の場合:グループホームなどで1日に数名を訪問する場合。マンションなどの集合住宅で複数個所を訪問する場合。一戸建ての住宅の場合でも、複数名を訪問する場合。 

※お持ちの保険の種類や、麻薬の管理が必要な方によっても料金が異なる場合があります。
※薬局からの距離により交通費が発生する場合もございますのでご確認ください。
※上記管理料とは別にお薬代がかかります。 


詳しくは薬剤師、医師、 ケアマネージャーに相談してください。

在宅医療受入可能薬局リスト